年間の花壇日記

バラの育成を中心に、花畑の作業を月間ごとに記録していきます。


1月の手入れ

    つるバラの誘導 出来れば、12月中に終えること。1月上旬から中旬までに実施する。               
     1月中旬頃には、水分があがってきて枝が折れやすくなる。

       細い枝の切断、3年目の古い枝ほ根元から切断。残った枝は、なるべく水平に誘導する。
        枝と枝の間隔は20cmあける。枝から伸びている花枝は2芽ほど残して切断(4~5cm)  

    

仮剪定           12月に1m位の高さで仮剪定。1月は栄養分を下部の方へ移動させ、木を充実させる。     

     葉は出来るだけ、残しておく。病気の葉は除く。 
                   (膝までの剪定は、2月中旬が最適、遅くても3月の1周目まで。)             


2015年は1月中旬に実施
(花の開花は同じであるが、早いと芽が早く出て
寒さにあたって、ブラインド(花が咲かない)になる。

        寒肥

   1月上旬~中旬に実施する。

       2月には土中の根は活動開始するので、遅くとも2月上旬までには終わらせる。

         12月に木酸30倍の高濃度で、10~20リットル、マルチングの上から灌水する。
               土が硬くなっている時は、表面柔らかくする。(土壌改善)10日たってから元肥する。
                                                                           
            肥料は出来るだけ深く掘り(40cm以上)油粕・骨粉各200gをよく混ぜたものが基本。

   

冬の消毒     春の剪定を終了してから散布スタート。(黒点病はサプロールやラリーで3日おきに3回散布)
                  (石灰硫黄合剤は黒点病に効果あり)



     移植              12月~2月頃が最適。

鉢の土替え     12月下旬~2月上旬。(休眠中)年1回は、新しい土に・・・・1ケ月ブレンドし寝かせておく。


2月の手入れ

        大苗の植え込み・移植          植え付けは12月から2月中旬まで


2月は1月やれなかった事のフォロー
マルチングは2月から
予防薬剤散布も月一で・・・・
バラの剪定と花壇の花計画準備



花壇の種まき    2月25日にサカタの種を蒔く   (青・白・桃色・ミックス)  

  3月の手入れ

剪定    3月の1週目までに完了させておく

     花壇の土おこし     1月に実施      12月~2月の間に寒肥を施す。 

                       

剪定     3月の1週目までに完了させておく

                          芽欠き     急がない事、4月上旬頃までに終わらせる。
                                        多く出てきた時、実施する。

                         黒点病の予防木酸の葉面散布:1000倍に薄める

                                      アミノユーカリ:葉面散布500倍日中散布はさける。
                                        (5L→10ccキャップ1パイ)

                                       :株元散水、通常散水の追肥として

                                       サプロール乳剤:1000倍、5回以内に

                                 3月29日撮影


花壇の種まき   3月14日~16日 種・球根植える              

種(つりがね草・マリーゴールド(黄色)・カリファルニアポピー・カーネーション・八重かすみ草
ネモフィラ・まつばぼたん

球根(インカルビレア(ピンク)・セフィランス・リアトリス・グラジオス)



3月29日撮影


4月の手入れ


肥料   冬の元肥を入れてあれば不要。                   

鉢植えは、置肥・液肥始める。中旬以降はやめる


水やり  乾燥気味の方が根が張る。                    

10日に1回程度でOK

芽欠き  ブラインドやブルヘッドは整理(混みあい部分)        

薬剤散布  午前中に散布する。薄く根元からサーかける程度。  


  

4月14日撮影


花壇の写真                                 

  

4月14日撮影



5月の手入れ

1年でいちばんうきうきする季節です。

ゆっくりと春のバラを楽しみましょう。

肥料                       開花終了まで中止。鉢植えも中止。


水やり                基本的にはやらない。やり過ぎると締まった花にならない。


シュートの処理        発生は6月になってから。根元から勢いのいい芽が伸びてくる
                         (ベーサルシュートといい大切に育てる)

咲きがら摘み           花が咲き終わったら、花弁が散らないうちに切り取る。
                        切ったところから、芽が伸びて二番花が咲く。
               葉は出来るだけ残して切る。

病害虫の防除            薄く連続してサァーと全体に噴霧する。木酸の併用でOK。



       


           

5月9日撮影


花壇        種から育って大きくなって花が咲き始めた。




   

5月9日撮影



6月の手入れ
肥料                                                                   
〇夏の元肥(6/下~7/上)を与えているのでお礼肥は省略。
〇足りないと思われる時は一握りの化学肥料をパラパラと根の周りに撒く。

咲きがら整理                                                             
〇咲がらは放置すると良い枝お発生を遅らせる。

シュートの処理                                                           

〇HTはベーサルシュートが15cm~20cmに伸びてきたら枝先を3cm指で折る。
再び芽が伸びてきたら20cm~30cmのところ2回目ピンチする。

〇つるバラは支柱で添えて冬まで待つ。

   

黒点病対策                                                              
黒点病は土の中の菌が葉につく。

〇発生したら4日おきに薬剤散布する。

  





7月の手入れ

過酷な季節になりバラは葉を落とさないように手入れする。

〇薬剤の塗布(アミノユカリ・木酸)

〇コメのとぎ汁を与えて微生物のえさにする。

〇枝の整理はコツコツと根にダメージを与えない。


鉢の植え替え

2まわり大きい鉢に上旬までに終わらせる。

シュートの出し方

シュートが出ないときは、枝を折り曲げてテープで止めておく。

黒点病対策

菌は7時間以上葉が濡れた状態の時に感染する。黒点が見えてから薬剤で治らない。

〇地面すれすれの葉は取り除く。
〇葉は風とうし良くしておく、抗菌剤を3日おきに塗布。表30%裏70%。




8月の手入れ





2020年8月3日撮影

長雨と暑さで歯を落としている。

肥料

肥料は8月上旬までに終わらせる。化学肥料でOK。

鉢植えは9月上旬まで液肥を与える。

剪定

枝先を切り詰める。そこから新しい芽が出る(8月中旬~下旬)
横に倒すか折り曲げる方法もある。
剪定から開花まで50日1か月半)

水やり

バラは週1でOK。晴天が続くと3日(木酸も同時に与えるとよい)




9月の手入れ


  夏の剪定                                                                 
葉が無くなっている場合 
              
8月中旬~下旬に実施:枝先を2,3芽切り落とす。剪定後に伸びてきたら枝先をピンチしてその後に花を咲かせる。




枝先に数枚葉が残っている場合 
一番上の葉を一枚だけを切り落として多くの葉を残す。残った枝は折り曲げる。
剪定してから開花まで平均50日(9月5日実施てあれば10月25日頃か)


肥料           与えるのであれば液肥(9月上旬まで)
                                                              
水やり             晴天が続く時は週1~2回やる。

病害           出ていれば早朝か夕方薬剤散布する。



10月の手入れ   

肥料                   不要   9月中旬でストップする。
                                              
水やり                  開花1~2週間前でストップする (10月上旬からやらない)
                   

花後の処置              花首だけを欠く。葉は残す。


                            秋のバラは一段と花が小さいが、そそと咲いてくれると嬉しくなる。                                 


イングリッシュガーデンの準備